いざダイエットをしようと思うと、
世の中には様々なダイエット方法や
ダイエット情報があることに気付かされます。
それも信ぴょう性のあるものからまゆつばものの情報まで、
非常に多くの情報にさらされてしまっており、
本当に効果のある情報がどれなのか迷ってしまいます。
今回はそんな情報に騙されないために、
ダイエットの基本となる大原則のルールをまとめてご紹介します。
この基本的なルールを知っておけば、
今後、絶対に役立つと思います。
目次
カロリー収支 【ダイエットの基本ルール①】
ダイエットを行う上で一番重要な原則は、
体重の変化は摂取カロリーと消費カロリーの関係で
成り立つということです。
「摂取カロリー<消費カロリー」なら痩せる。
「摂取カロリー=消費カロリー」なら変化しない。
「摂取カロリー>消費カロリー」なら太る。
当たり前といえば当たり前ですが、
意外と忘れられがちな原則です。
体重が増えるときも減るときも、
全てはこのカロリーの収支の関係性で決まります。
体重を落とすために削減するカロリー【ダイエットの基本ルール②】
ではカロリー収支をマイナスにしたとき、
どのくらいカロリー摂取を減らせば体重が落ちるのでしょうか?
それがダイエットの基本ルールの2番目になります。
脂肪を1kg落とすためには、
カロリー収支を7200kcal分マイナスにしなければならないのです。
これだけのカロリーをマイナスにすることができれば、
脂肪を1kg分落とすことができます。
しかし、気をつけて欲しいところは、7200kcal減らせばいいからといって、
じゃあ食事を減らそう、いっぱい走ろう、
一気に頑張って1ヶ月で10kg痩せようと
急激に体重を変えようとするのは非常に短絡的で危険です。
確かに7200kcalマイナスにする必要があるのですが、
一気に行動を落とすことで、仮に体重が落ちても、
それは脂肪ではなく、筋肉が落ちているということを覚えておきましょう。
ダイエットは長い期間かけて、
生活スタイルを変えることで徐々に落とすことが、
非常に重要です。
筋肉をつけて脂肪を落とす【ダイエットの基本ルール③】
ダイエットのやり方は非常に多岐に渡ります。
食事を減らすことで体重を減らすアプローチ、
食事メニューを整えることで食欲を抑えるアプローチ、
有酸素運動をメインに走ったり泳いだりして消費カロリーを高めるアプローチ、
無酸素運動をメインに筋トレをして基礎代謝をあげるアプローチ、等。
どのやり方でもカロリー収支の原則に乗っ取っていれば、
体重を落とすことができます。
しかし、原則として筋肉をつけて基礎代謝をあげて、
徐々に体を変えていくという認識を持っておくことをオススメします。
理由はいくつかあります。
1つ目はリバウンドを抑えるためです。
筋肉は1kgにつき消費カロリーが50-100kcal違ってくると言われています。
そのため、筋肉を落としながらダイエットしてしまうと、
ダイエット後にダイエット前と同じだけの量の食事をしてしまうと、
それだけでリバウンドをしてしまうのです。
個人的にはダイエットは体重を落とすこと以上に
その体重を維持する方が難しい印象があります。
2つ目はボディメイキングを行うためです。
筋肉を落としてダイエットをしてできた体を
スキニーファットと言います。
一見痩せているようにおもえるのですが、
筋肉がないため、張りがなくタルンタルンな体のことをさしています。
頑張ってダイエットをしても目標を達成した後にできた体が、
みすぼらしいもので、かつリバウンドもしやすいとなっては、
頑張った意味がなくなってしまうと思います。
そのため、筋肉をつけながら脂肪を落とすという形で、
体重を落としていくダイエットをすることがオススメになります。
よく考えて欲しい世に出回っている甘言に注意
これらの大原則にそって考えてみると、
世の中に出回っている情報が
案外間違っていることがわかります。
ラーメンが太る。
ケーキが太る。
牛丼が太る。
食べても痩せられる!
××ならいくら食べても大丈夫!
こんな言葉が当てはまるかどうかは、
状況によって異なってきます。
フルマラソンした後に少しケーキを食べても、
むしろ痩せるでしょうし、
いくら食べても大丈夫と言われているものも、
消費カロリー分をこえてしまえば太ります。
一見当たり前のように思えることですが、
全てに当てはまるこの原則を忘れずに
おくことが大切なことです。