ダイエットをするために運動をする必要があることは、
イメージしやすいと思うのですが、
実は筋トレがダイエットにとても効果的なことは知っていましたか?
「いやいや、筋トレしたら逆に筋肉がついて重くなるんじゃないの?」
と心配される方もいるのではないでしょうか。
今回はダイエットに必要な筋トレの重要性についてご紹介していきます。
男性も女性もダイエットをするときは筋トレをするべきです!
目次
脂肪を落とすのはなかなか難しい
綺麗な・かっこいい体を作ることを目標とするとき、
どうしても立ちふさがるのが脂肪の存在です。
でも脂肪を落とすことは非常に難しい。
なぜなら脂肪を1kg減らすためには約7200kcalを消費しなければならないのです。
7200kcalという数字がいかに大きいものかは、
日々食品の裏にある栄養成分表示を見ている方は
イメージがつけやすいのではないでしょうか。
イメージをつけやすくするために、
例えばウォーキングは1時間で300kcal程度消費されます。
そうすると、7200kcal消費するためには24時間歩く必要があります。
毎日1時間一生懸命歩くことを約1ヶ月続けると、
1kgくらい痩せれるというイメージになります。
計算上では簡単そうに見えるのですが、
実際にやってみると継続することってものすごく大変ですよね。
ではこの7200kcalを削るために効率のいい方法は何でしょうか?
それを考えるとたどり着く答えは筋トレになるのです。
筋肉は基礎代謝を増やしてくれる【筋トレの重要性①】
人間は行きているだけでエネルギーを消費しています。
呼吸をしたり、体温を維持したりといった、
生きているだけで使われるエネルギーを「基礎代謝」といいます。
3ヶ月間全身筋トレをすると、基礎代謝が100kcal上がるといわれています。
これは毎日ウォーキングを20分しているのと同じ運動効果があります。
基礎代謝が上がることで、ダイエット効果だけでなく、
ダイエットが終わった後のリバウンド抑制に役立ちます。
食べても太りにくい体をつくれることが、筋トレの魅力です。
筋トレのエネルギー消費効果【筋トレの重要性②】
基礎代謝ではなく運動単体でみても、筋トレは大きな影響力を持ちます。
筋トレを行うことで筋トレ単体の消費カロリーに加え、
筋トレ「後」にもカロリーを消費してくれます。
ランニングなどの有酸素運動は運動単体でしか、カロリーを消費しません。
そのため、ダイエットのためには、
有酸素運動ではなく、筋トレ(無酸素運動)を行うことが、
主軸となっていきます。
筋トレ後の有酸素運動の効率が上がる【筋トレの重要性③】
ダイエットをするときは筋トレだけではなく、
もちろん走ったり歩いたりすることもあるのではないでしょうか。
筋トレにはそれらの有酸素運動の脂肪燃焼の効率を上げてくれる効果があります。
筋トレで筋肉を刺激すると、
アドレナリンや成長ホルモンなどの脂肪の分解を
促してくれるホルモンを分泌してくれます。
脂肪は脂肪のままでは燃えてくれず、
これらのホルモンによって脂肪酸に分解されてから
エネルギーとして消費されるのです。
そのため筋トレによって脂肪を脂肪酸へ分解しやすくしてから
有酸素運動を行うとよりダイエット効果があるのです。
筋トレと有酸素運動を組み合わせる場合は、
有酸素運動の前に筋トレを行うようにしてください。