女子高生の制服の流行りの変化から考えるパーソナライゼーションとマス情報

日記



女子高生の制服の流行りが昔と異なっているような気がする。
昔と今の女子高生の制服はどのように異なっているのだろう?
またなんでこんな変化が出てくるのだろう?
こんな疑問について考えてみる。

女子高生の靴下がたるんでる?!

きっかけは塾で女子高生に授業をしている時のことでした。

あまり、女子高生の制服をまじまじみる機会は高
校を卒業して以来経験がなかったのですが、
塾の先生を行うことによって、女子高生と関わることが多くなってきました。

ある女子高生と話している時に、ふと下を向いてみると、
その子の靴下がたるんでしました。

その時、僕は「この子はいじめられているのか?」と思いました。

 

僕は2019年で28才になります。

そんな僕が中学生・高校生の時の女子生徒の制服の基準は、
靴下はしっかり伸ばし、スカートは短ければ短いほどいいみたいなものでした。

ニーハイソックスとスカート間は”絶対領域”と呼ばれて、
それがおしゃれであるようなイメージがありました。

アニメでいうと、「涼宮ハルヒの憂鬱」「けいおん」などの世代なので、
その時期のキャラの制服の着方が”かわいい”制服の着方だったと思います。

なので、靴下がたるんでおり、スカートが長い女の子はおしゃれの興味のない子や、
言い方は悪いのですが、どちらかというと
スクールカーストが下の女の子の制服の着方でした。

僕が学生の時は女子高生の制服というとこんな風なイメージがありました。

 

なので、どちらかというと可愛めな女子高生が靴下をたるませて、
スカートが長い状態にとても違和感がありました。

これは何が起こっているのか???

 

地域によって”オシャレ”な制服の像が異なる

あまりにも気になったため、ネットで調べてみると、
こちらの記事にその答えがありました。

僕の疑問は
「なんで靴下がたるんでいるんだ?」
というものでした。

結論からいうと、
僕が学生だった頃から10年がたったことで
女子高生の制服の変化が起こっているようでした。

ただ、その変化はただ靴下がたるんでいるというものではありませんでした。

むしろ重要なのは、地域によって”オシャレ”な制服のあり方が異なっているということでした。

 

詳しくは上のリンクをみてほしいのですが、
スカートの長さを主眼にみても、

東京では短い方(膝上15cm)がオシャレ
大阪では長い方(ひざ下15cm)がオシャレ
神戸は長めで、フリル付きの日傘やブランドバック風の
スクールバックをつけるお嬢様風がオシャレ

など”オシャレ”、”かわいい”の基準は地域で全く異なっているようです。

その生徒曰く、僕が住んでいる地域ではどちらかというと、
靴下はだるだるにして、スカートは膝上位の長さが”オシャレ”なのだそうです。

 

なぜこんなにも地域によって差があるのか?

どちらかというと、僕が学生の時には”オシャレ”、”かわいい”は、
たくさんの基準があるというよりは、
1つの大きな基準があったような気がします。

 

小学生の時は、モーニング娘。が爆発的な人気で、
同学年の女子生徒の8割以上が最新曲を踊れていました。

中学生の時は人気な曲はみんなが知っていたし、
オシャレやかわいいもだいたいみんな
同じような基準があったような気がします。

記憶を遡ると、確か大学生になった時あたり(2012年位)から、
情報がだんだんパーソナライズされてきて、
その人に適した情報がだんだん紹介されるようになりました。

今思うと、テレビなどのマス情報の発信が弱くなって、
むしろネットで情報を集められるようなったのが、
ガラケーの時代からスマホに変わった2010年すぎだったのだと思います。

 

昔はマスの情報がとても強かったので、
みんながもっている情報がかなり統一されていました。

僕の時は、”エンタの神様”や”ミュージックステーション”のテレビ番組は、
絶対みる必要があり、それを見逃すと次の1週間は
友達との会話に入ることができないような状況でした。

 

そう考えると、このパーソナライズされた世の中になってきたことによって、
みんなが共通で知っている情報の範囲が狭くなってきて、
地域ごとで女子高生の制服の価値観すら異なってきたのだろうと思います。

 

今後もだんだん小さなコミュニティになっていく?

なんだか僕が学生の時には考えもしなかった世界になっているなぁと思います。

こんな状況がさらに進んでいくと
今後どのようになっていくのだろうかと考えみると、
だんだんコミュニティーが小さくなっていく気がします。

 

ある中学生に「クラスで流行って曲ってどんな曲?
何の基準をもって流行ってるって感じる?」と聞いてみました。

それに対する答えは、
「今はテレビで曲を探すというよりもYouTubeでなんとなく
(パーソナライズされた)おすすめ曲を中心に曲を探している。

人によって好きな曲が異なるから、クラスの半分以上
知っているような曲なら流行ってるって思う。」

と答えてくれました。

つまり、クラスの半分も知っていれば流行っていると感じるということは、
逆を言うと、ものすごく有名な曲でも
クラスの半分しか知らないと言うことになるのでしょう。

 

今では個人も自由に情報を発信できるようなったため、
音楽1つとっても、ジャンルが幅広くなり、
同じ曲を知っている人のグループは小さくなっているのだと思います。

女子高生の制服からも読み取れるように、
同じ価値観を持っているコミュニティーは
これからもだんだん小さくなっていくのではないかと思います。

あるコミュニティーごとにインフルエンサーがいて、
その回りに小さなコミュニティーができていく
イメージが今後の流れなのかなと感じました。