吃音者のためのよりスムーズに会話をするための吃音回避テクニック

吃音



吃音が出そうな言葉・タイミングに役立つ吃音回避テクニックをご紹介します。

どうしてもこの言葉が出ない。
この雰囲気や、この感じだと言葉がでてこない。
そんな時に役立ちます。

 

言い回しを変える

吃音の経験のある人は無意識にやっていると思うのですが、
これを行うと結構吃音を抑えられると思います。

あっ、これどもりそう!
って思ったら、その前に同じ意味を持つ言葉に
言い換えてしまう方法です。

メリットはまわりの人からは言い換えをしていることがわからないので、
結果的に普通に話せているのと変わらない状況になります。

デメリットは、言い換えを行いすぎると、
自分が吃音であることを意識しすぎてしまうので、
改善からは遠くなると個人的には思っています。

ただ、吃音を出したくない場面と言うのは絶対にあるので、
多用は厳禁だと思いますが、覚えておくといざと言う時に役立つと思います。

 

随伴を使う

随伴とはどもっている状態から抜け出すために自然と起こってしまう動作の事をさしますが、
正直随伴はどもっていようといまいと生じる症状だと思っています。

どもり そうにそうに

瞬きや手が動くなど他人からみて不自然な随伴は
修正した方がいいかもしれませんが、
意思をより伝えるための身振り手振りはむしろプラスだと思います。

例えば、林先生の「今でしょ」という時の、
手の仕草は表現を強めるためのものなので、
そのような手振りはむしろ好まれるような気がします。

ものによるとはおもいますが、
プラスに思われる随伴は積極的に
使って行ってもいいのではないでしょうか。

しかし吃音をさけるためのジェスチャーを多用して
意思を伝えるようになってしまうと、
吃音の意識が強まってしまい、
逆効果になることもあるので注意が必要です。

吃音を軽減するためのステップとして、
無意識に力を入れているポイントを少しずつ減らしていく、
という段階があると思います。

吃音をさけるための随伴も自分が吃音であることを強く意識してしまうことになるので、
注意が必要なところですが、話すのが楽になります。

上手に使っていきたいところです。

 

クッション言葉を入れる

俗にいう延期の事です。
「えー」とか「あー」を効果的に使う事をさしています。

おそらく吃音の方は自然とつかっていると思うのですが、
これは不自然にならない限りは誰しも使っていると思うので、
自然な範囲で使用するといいと思います。

 

あえて最初の言葉を言わない

個人的におすすめをしたいのがこの方法です。

難発の吃音を持っている方にはドンピシャでハマるような気がします。

「失礼します」の「し」が言えない時に、
「つれいします」とあえて最初の言葉を言わない方法です。

「し」でつまずくよりもあえて言わずに
言葉を言い切ってしまった方が違和感がないです。

私は「ありがとうございます」と「失礼します」は
この方法で固定しています。

難発の人は以外と最初の入りがうまくいくと、
吃音が出てこなかったりする人も多いと思うので、
最初の入りの言葉だけでもこの方法を使うと、
スムーズにいくケースも多いと思います。

上記の3つは使いすぎることで逆に吃音に囚われることもあると思いますが、
こちらのテクニックに関してはあまりデメリットもなく使うことができるので、
違和感がない程度につかっていくといいと思います。

 

まとめ

吃音のテクニックには吃音の意識が強まってしまい、
むしろ悪化させてしまうものもあります。

上記の言い換えと随伴は間違えると悪化にも繋がると思うので、
一つのテクニックとしてうまく使うといいとおもいます。

一方、クッション言葉と最初の一音を言わないテクニックは、
悪化を伴わないいい感じに使えるテクニックだと思っています。

ただデメリットがあろうとなかろうと、吃音を出したくない時は出したくないのです。

うまくテクニックを使って乗り切ってください!