アダルトチルドレンを克服するきっかけになった本の紹介

生活



 

アダルトチルドレンを克服するために役立つ本って何だろう?

こんな疑問について考えてみます。

 

僕はアルコール依存症になった親の元で生きてきて、
親元をはなれてるのにそれでも、
自分の家庭に縛られているような気がずっとしていました。

そんな自分が、アダルトチルドレンを克服するきっかけになった本があります。

今回は自分の経験を踏まえてアダルトチルドレンを克服する本をご紹介します。

 

アダルトチルドレンとは

アダルトチルドレンとは、もともとアメリカでできた言葉で、
「アルコール依存症の親の元で育った人」を指したものです。

依存症者の子供が大人になった時、
その生き方に共通の苦しさや不自由さを抱えていること
があるのですが、そのような方を指しています。

一般的にアルコール依存症者のいる家庭で
育つ子供の多くは「いい子」になります。

飲酒をしている親と飲酒問題をなんとかしようと
必死になっているもう一人の親との間で
小さい頃から少しでも親を助けようと考えます。

両親の間を取り持とうと必死になり、
家庭内の緊張を和らげるために、
仲介の役を必死に頑張ります。

そのように、自分が望むようにではなく、
周囲の状況に反応して行動する自分を作りあげます。

「ありのままの自分」は心の奥深くに閉じ込めてしまいます。

このような自分主体ではなく他人主体で生きることで、
自分を守ろうとする生き方を「共依存」と言います。

子供時代の生き方はパターンとして身についていき、
大人になってもこのような生き方は続きます。

これはアルコール依存症者のいる家庭にだけ
起こることではなく、両親の間がしっくりいかないなど、
何かの問題のためにうまく機能しない家庭でも当てはまります。

アルコール依存症者のいる家庭と同様に、
子供たちは自分の感情やニーズ・欲求はそっちのけにして、
親の愛情・注目・評価を得ようと格闘します。

そのため、アダルトチルドレンという言葉の
指す範囲は今ではアルコールに限らず、
機能不全家族や、感情を抑圧されて家族の元で
育った人たちを広くさすようになりました。

過去から抜け出すために役にたった本

僕は小学4年生の時に鬱になり、
小学6年生になるくらいには家族全員が鬱になりました。

父親はアルコール依存症で、両親は別居しつつも母親は
父親のアルコール依存症をなんとかしようとし、
僕自身仲介役としてこの状態をなんとかしようと奮闘しました。

自分のことはどうでもいいから、
家庭のためになんとかする。

これが当時の自分の頭の中にあったものです。

結果として、自分の努力は何にも役立つことはありませんでした。

そんな経験を背景として、
長い間自分は親に縛られ続けられてきた
という強力な想いが自分自身にありました。

それは東京で浪人をすることを機に親元を離れても続きました。

大人になり、仕事をやめ、実家に戻り、
親と自分の過去と向き合うことにしたとき、
もっとも役に立った本がこちらになります。

 

もっとも役に立ったインナーチャイルドワーク

アダルトチャイルドについて多くのことが
書いてある本なのですが、個人的にもっとも
役に立ったものはインナーチャイルドワークでした。

インナーチャイルドワークとはざっくりいうと、
自分がもっとも深いところにある小さい時の記憶を思い出して、
その時の自分を客観的に見てあげてその自分を認めて許してあげる。

そんな作業です。

もともと、いろいろ心の整理がついたからこそ
実家に戻ってきたのですが、このワークで
最後のピースがはまったような気がしました。

アダルトチルドレンは克服できる

この本を読むと、生まれてから記憶のある限り
縛られていた鎖は実はもうなかったということに気づきます。

当然と言えば当然で大人になって、
すでに一人立ちしている子供に、
親が干渉できる要素はほとんどありません。

それでも縛られているような気がするのが、
アダルトチルドレンの厄介なところです。

そんな苦しみの助けになってくれる本だと思います。