アダルトチャイルドの親子関係のプロセス:読書メモ

生活



親との分離

今、現在、あなたは親との関係のとり方に悩んでいたり、
混乱したりしているかもしれません。

親があなたの生活に侵入したり、
あなたが感じるべきことを指示しているかもしれないし、
物理的には離れているのに絶えず
侵入されているように感じられるかもしれません。

すでに亡くなっている親からコントロール
されているように感じる人もいるでしょう。

だとしたら、あなたと親の関係は、思春期の入り口で凍結されているのです。

親の感じ方や価値観、ニーズや欲求に対して、
いったんNOと宣言する必要があります。

それは思春期の課題です。

残っている課題は、今からやって良いのです。
あなたが幾つであっても、遅すぎるということはありません。

「あなたのいう通りにやるつもりはない」と宣言する必要があるかもしれない。

「そのことで、あなたに干渉されたくない。私が自分で決めます。」
という必要があるかもしれない。

たとえ親がすでにいきていなくても、
心の中できちんと言葉に出して宣言することに意味があるのです。

あなたの感じ方、ニーズ、欲求、
あなたの選択を、親に話す必要があるかもしれない。

親の承認を求めるのではなく、理解と協力を仰ぐ必要があるかもしれない。
また、ある人にとっては今から親の家をでて、
物理的な距離を置く必要があるかもしれません。

悲しみや傷が癒されたとき、
自分が実際にどんな行動を必要としているのか、
どう行動したいのかがクリアに見えてくるはずです。

あなたの中にいる思春期のあなたはもはや荒れ狂う反逆児ではなく、
エネルギーにあふれた魅力的な相棒になります。

その相棒とがっちり肩を組んで、進んでいきましょう。

親との間に境界線を引く

あなたが思春期の課題に取り組んで、親との分離を果たそうとすると、
親はあなたにいっそうしがみつこうとするかもしれません。

それは親の側の共依存の問題です。

親は原家族のルールをもちだして、
それを変えようとするあなたを罰する行動に出るかもしれません。

もしそうなら、親は恐れているのです。

親という役割を失うことを。

あるいは、自分の期待した役割を演じるあなたという存在を失うことを。

「私を見捨てるのか」「裏切られた」と、
あなたの罪悪感や不安を刺激するような言動をしてくるかもしれません。

もしそうなら、親はあなたを幻の鎖で再び操ろうとしているのです。

けれど、あなたはもう、親の不安や恐れに巻き込まれる必要はありません。

不安や恐れは親自身の感情であり、あなたの感情ではありません。
親が命じることは親のニーズや欲求であって、あなたのものではありません。
親が説く価値観は親のものであって、あなたのものではありません。

それが、境界線を引くということです。
境界線はあなたがあなた自身でいるために必要なものなのです。