アダルトチャイルドの親への怒りの対応:読書メモ

生活



あなたが新しい歩みを始めようとするとき、
それを阻害するものがあります。

特に、親への怒りや恨みには、注意しておきましょう。

はまって抜け出せなくなる場合があるのです。

もちろん、子供時代に親からの虐待を受けたなど、
怒りを持って当然という場合もあります。

親への怒りは、「自分は悪くなかった」ことを確認し、
力をもつきっかけにもなります。

けれども一生親への恨みにとらわれていたら、
自分を喪失したままの人生を送ることになってしまいます。

「どうしても親が許せない」という人に、
「それではあなたの親がここにきて、手をついて謝ったら、
あなたの苦しみは無くなりますか?」ときいてみると
必ずと言って良いほど「それとこれとは別」という答えがかえってきます。

本当は、誰もが心のなかでは、
そのことをしっているのです。

今の自分の苦しさをなんとかできるのは、親でも
他の誰かでもなく、自分だけだということを。

自分を変えていく力は、あなた自身の中にあります。

アダルトチャイルドという言葉は、
親を「自分をこんな風にした犯人」として
告発するためのものではありません。

子育ての間違いをあげつらうためのものでもない。

私たちがテーマにするのは、原家族を
支配していた暗黙のルールです。

それは「共依存」のルールと呼ばれるもの。たとえばー

問題があっても、決してオープンに語るな。
自分の感情をあからさまにしてはいけない。
ありのままのじぶんでは 受け入れられない。

こうしたルールは、子供の感じ方やその後の生き方を束縛し、
自分主体でなく周囲を主体とすることで
自分を守ろうとする行動パターンを作り上げます。

そして同じルールが、また次の世代へとつたえられていきます。

私たちが原家族からそれをうけついだように、
私たちの親も、彼らがそだった原家族から
同じルールをうけついできたのでしょう。

アダルトチャイルドという言葉は、親を攻めるためではなく、
じぶんが取り込んだ共依存のルールを見つめ直し、
そこから解放されるための鍵です。

主役は、あくまで自分なのです。