アダルトチャイルドで共依存が引き起こすもの:読書メモと感想

生活



共依存が引き起こすもの

アダルトチャイルドが抱える苦しさの核になるのは、
共依存=「自己の喪失」です。

程度の違いがあっても、
次のような傾向はアダルトチャイルドに共通するものです。

自分の感情やニーズ・欲求がわからない

周囲の要求や期待を敏感に察知して行動してきたために、
自分がどう感じているか、何が必要か、どうしたいのかが、
はっきりわからない。

自分を主張できない

感じていること、望んでいることがあっても、
相手の反応を恐れて表現できなかったり、
表現すべきでないと考えてしまう。

相手と自分との境界線が混乱している

受け入れたくない要求にもNOと言えなかったり、
相手の責任まで背追い込んだり、
相手を自分の思うようにコントロールしようとしたりする。

ありのままの自分で良いと思えない

相手に必要とされる位ことで初めて自分の存在意義を感じたり、
強い自責感や完全主義で自分を追い立てたりする。

自分が大切な存在だと思えない

「自分はここにいて良いのだろうか」という漠然とした不安や、
自己否定感、虚しさがある。
自分のために何かをすることに罪悪感がある。

つまずきを感じるとき

アダルトチャイルドの中には、周囲の期待に答えて頑張り続け、
挫折もなく、特に問題をかかえていない人もいるかもしれません。

けれど、多くのアダルトチャイルドは、
なぜ同じことが繰り返し自分の人生に起きるのかと、嘆いています。

よくあるのは、人間関係でのつまずきです。
特に、親密な関係を作ったり維持していくことに困難を覚えます。
恋愛や結婚踏み込めずに悩んでいる人もいれば、
度重なる破局に傷ついている人もいます。

暴力や暴言に満ちた理不尽な関係から抜け出せずにいる人、
見捨てられる不安かなら相手にしがみついて
結局は関係を壊してしまう人。
YESかNOがはっきり言えずに相手につけこまれる人もいます。

結局親と同じような問題を抱えた相手をパートナーに選ぶ場合も多いのです。

また、「頑張りすぎ」もアダルトチャイルドに特徴的な傾向です。

過度の仕事を抱え込んで仕事中毒の状態になったり、
自分を犠牲にしてまで相手の世話をやいたりします。

リラックスするのが苦手で、
自分に必要な急速をあたえてあげられることができません。
楽しむことにも罪悪感を感じます。

自分を見直すこと

自分の家庭が特殊だったこと、
その環境で経験したこと、培ったことは事実なので、
特に変えられることではないんですよね。

自分の人格も大人になってしまうと変わることは、
もうないのだと思います。

特殊なら特殊なりに、自分がどの点で特殊なんだと把握することは、
今後を生きる上で大切なのかなと思います。