アルコール依存症の離脱症状

生活



アルコール依存症の離脱症状の特徴

アルコール遺脱症状群には、次のような特徴があります。

  1. 酒を飲むのをやめたり、飲む量が減ったときに出現します。
  2. そのまま飲まずにいれば、たいてい数日のうちによくなります。
  3. 大部分の離脱症状は、飲酒によって体内のアルコールの量をあげることによっても消失します。

離脱症状は、出現する時期によって、
大きく二つの群に分けることができます。

 

早期離脱症状群

飲酒を辞めて数時間すると出現し、
数日つづくものです。

酒を飲めば治りますが、
そうするおt、そのために飲んだアルコールが
新たな離脱症状の原因になるという悪循環に陥ります。

症状としては、手の震え、発汗、不眠、
不安、焦燥感、吐き気や嘔吐、
頻脈、幻聴、痙攣発作などがみられます。

 

後期離脱症状群

振戦せん妄ともいわれ、断酒後2-3日して生じ、
大抵は3日以内ほどで消失しますが、
稀にもっと長引くこともあります。

意識障害を基盤にして起こる、
幻覚、見当識障害、興奮が主な症状です。

 

アルコール依存症の離脱症状に注意

アルコール依存症になると、
アルコールが切れてきたときに上記のような離脱症状が出てきます。

この離脱症状を鎮めるために、
再度お酒を飲むという悪循環に陥ることになります。

この離脱症状は飲酒期間が長いほど、
離脱するときのに跳ね返ってくる影響が大きいようです。

中には、アルコールが抜けていくときの
痙攣発作が怖くてお酒を断つことができない
という方もいるようです。

私の父は断酒すると家族の前で誓ったその夜、
痙攣発作で病院に搬送され、生死をさまよいました。

それでも、結果として今断酒はできていないので、
アルコール依存症と戦い続ける難しさを感じます。

離脱症状といっても、
死んでしまう可能性もあるレベルで深刻なものなのだと、
教わった記憶があります。

それでも、アルコールは依存症は治療しないでおくと、
飲みすぎが原因の身体障害や社会的な問題を併発しながら、
徐々に悪化して死に至ります。

大雑把にいうと、
20-30歳くらいで飲み方が過激になっていき、
40歳前後で体の病気や社会的障害が
目立ってきて、失職や入院が多くなり、
50歳から55歳くらいで死んでしまいます。

 

参考文献:よくわかるアルコール依存症 その正体と治し方 森岡洋 著