吃音を持っている方におすすめの仕事!吃音のメリットを生かして働く。

生活



 

自分は吃音を持っているんだけれども、
吃音を持っていても働けるのかな?とても不安だ。
吃音の人でも働けるおすすめの仕事ってなんだろう?

 

こんな疑問について考えてみる。

 

吃音症の方が選ぶ仕事の選択肢は2パターン!

吃音症の方が選ぶ仕事の選択肢は大きく分けて2つあります。

それは「吃音が関係する仕事」と「吃音が関係しない仕事」。

吃音が関係する仕事の例は、

  • 営業
  • 接客
  • 秘書
  • 総務

吃音が関係しない仕事の例は、

  • デザイナー
  • エンジニア
  • トレーダー
  • ライター
  • 研究職

があるとおもいます。

どちらを選択してもいいと思うのですが、
吃音を持っている方はどちらをとっても強みを持っていると考えています。

 

吃音症の方の強み

一般的に吃音を持っている方は
「他人よりずば抜けて感受性が高い」という強みがあります。

吃音になったことによって、
吃音に対応するために努力してきたことが
こういった強みを鍛えたのだとおもいます。

吃音になったことで、喋れないからこそ、
相手の様子をよく見て、どう相槌を打ったらいいのか、
リアクションをとればいいのか、自分がいかに喋らずにことが進むのか、
なんてことを必死に考えた経験があるのではないでしょうか。

話せないからこそ、話すという要素以外のところで、
いかにうまくやりすごすことができるのかを
考えた続けたことで感受性を鍛え上げてきました。

また、幸か不幸か、
吃音の方は「話す」「伝える」というところに
強いこだわりを持っています。

このこだわりは「吃音が関係する仕事」でも
「吃音が関係しない仕事」でも役立てることができます。

 

吃音者のおすすめの吃音が関係する仕事

営業・接客など吃音が関係するお仕事は
吃音によって失敗することも多くあることでしょう。

ただ、吃音者は「話す」「伝える」という点にこだわりを持っているため、
吃音が関係する仕事にとって、吃音は大きなメリットになると考えています。

 

「とくダネ!」等で有名なアナウンサーの小倉智昭さんの例を出したいとおもいます。

小倉さんは幼少期より吃音も持っていましたが、
吃音を克服するためにアナウンサーの道を選択しました。

もちろん話せない言葉も多くあったでしょう、
しかし以下のように語っています。

 

「ただ吃音というのはその時々によって言葉が変わるんです。
競馬放送を始めた頃、ぼくはカ行がダメでね。
でも、よりによってカ行で始まる馬名が多かったんです。
ですから、それをごまかすためにいろんな修飾語をくっつけました。
(略)
それをきっかけとして、自分の感情も入れてレースをしゃべっていたら、
それが名実況になっちゃったんです。」

 

これは吃音であることをバネに、
むしろそれをプラスに捉えて成功したケースだとおもいます。

「話したい」という点に強く持っているその想いを
プラスに向けれる可能性があるところは吃音を持っている方の
大きな強みになるのではないでしょうか。

 

逆に、ネットで情報を集めていると、
営業職や接客業ににつきたいけれども、吃音のせいでうまく就活ができない。
もっと社会に吃音の理解が広まって欲しい、のような要旨の記事がよくあります。

このように考えている方はおそらく吃音が関係する仕事には
つかないほうがいいのではないかと私はおもいます。

 

連発が激しい吃音は明らかに「吃音」であるとわかりますが、
難発性の吃音は他人から見ると「吃音」であるか判断がつきません。

吃音で辛く思うのは、連発ではなく難発です。
しかし現象として認知できない難発性の吃音の周知は
現実的には厳しいでしょう。

私も社会に理解があったらいいなとはおもいますが。

吃音であることをプラスに捉えて行ける人は
吃音だからこそむしろ吃音が関係する
世界に飛び込むのも
良いのではないでしょうか。

 

こちらの記事も参考にしてみてください。

【有名人】吃音で有名な小倉智昭さんの驚くべき過去!

 

吃音者のおすすめの吃音が関係しない仕事

アルペルガーだったりサイコパスだったり、
何かができない人は何が特化してできる傾向にあります。

私は吃音も同様だと思っています。

考えていることは頭の中にいっぱいある。
けれどもただ喋ることができないだけ。

たくさん表現したいのに、何も表現できない。
でも表現したい。

その想いは大きな強みになると思っています。

 

ネットで吃音の人にオススメの仕事の情報を集めていると、
声を発することがない工場で働いたらいいのでは、
みたいな記事も多くありましたが、
私はこれには反対です。

吃音の人ほど、クリエイティブな仕事につくべきだと考えています。

表現したいものがたくさんあって、
そこに強いこだわりがあるのであれば、
あえてできない発声を使う必要はないじゃないですか。

エンジニアだったらコードで、デザイナーだったらデザインで、
ライターだったら文章で自分を表現すればいいんだとおもいます。

話さなくてもできて、吃音の人だからこそ輝く仕事は
たくさんあるとおもいます。

 

吃音者の仕事の体験談

私はアルバイトを含めて、今までにたくさんの職業についてきました。

大学生の時は、
居酒屋のホール業、塾講師、引越し荷物の仕分け業、バーテンダー、
インターンで営業やマーケティングを担当した時期もありました。

1番長くやっていたのは居酒屋のホール業でした。

お客さんと話す機会も多いですし、
何よりも吃音を治したいという思いがありました。

見知らぬ人とたくさんあって話す機会を大切にしたい、
なんて思っていたら4年たっていました。

社会人になって1番最初の選択は
吃音が関わる世界でやっていこうとおもいました。

証券会社の営業としてゴリゴリに喋ってやろうと思いました。
考え方としては、小倉さんと同じなのだと思います。
ただ、吃音とは全く関係のないところでこの会社はやめました。

逆に2番目は吃音が関わらない世界を選び、
紆余曲折をへて、いつの間にか吃音にガッツリ関わる世界に入ってしまっていました。

とりあえずへんなこだわりは
捨ててエンジニアになろうと思っていたのですが、
気づいたら営業していました笑

3番目の選択肢は吃音に全く関わらない今の人生、ライターという道を選んでいます。

別に就職先は1つである必要はないと思うので、
何回でも試せばいいとおもいます。

吃音が治ることが一番いいのかもしれませんが、
大人の吃音はなかなか治るものではありません。

ただどの道を選んでも、
吃音がネックに思える生き方ではなく、
吃音があるからこそより輝ける選択肢をとっていきたいものですね。